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記憶の答え


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もう1年と半年ちかく前のことになるでしょうか。




とあるweb会社に面接に行ったのですが、
わたしのポートフォリオをみて
こんなの他のとこに持って行っても意味ない
大学でなにやってたの
こんなことしか勉強してこなかったのといろいろ言われて
その場でぽいと雑に履歴書を返された記憶が
今になってもたまに頭の中に現れては消えていく。



帰り道にともだちに電話して大泣きして
田舎の小さな駅で3時間ぐらい話して
わたしはもうなにかをつくることはやめようと決めた。









そのあと半年ほど経って知り合った方
わたしにwebを始めるきっかけをくれた方が、
そのときと全く同じポートフォリオをみて
なんでそんなにほめてくれるのというぐらい
ほめてくれました。


今思っても偶然の出会いだったと思うし
わたしにとって本当に大切な出会いであったと思う。


だってわたしはその人に出会えなかったら
またこうやってなにかをつくることに
怯え続けることになっただろうから。
















わたしは人生の大切で重要なときに
素敵なひとに会い続ける人生だった。

そのひとたちは決まってわたしを信じてくれるひとだった。


いつもほんのわずかな可能性を見つけてくれて
わたしにできるかなと言ったら
できるよと答えてくれるのだった。













ときどき、こんな自分ではどうにもならないという思いに
押し潰されそうになる。

他人をうらやましく思ったり
比べてしまったりする。

むかし想像していたより
おとなはこどもだった。





わたしはいつおとなになれるのだろう
と聞いたらどんな答えが返ってくるだろう。


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