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なりたいものについて


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わたしはちいさいころから
わりと具体的にやりたいことが
あった方だったようにおもう。






お花屋さんになりたかったり
ペットショップの店員さんになりたかったり
たこ焼き屋さんになりたかったり
ちいさいころはそんな感じだったけれど、






小学生のころは絵を描く人になりたかったりで
絵を描くことをよくがんばるこどもだった。







中学生のころは英語がすごくすきで
英語の先生になりたかったりして
誰よりも英単語をたくさん書いたし
何十冊もノートを使った。












そこからはなんとなく
今につながるようなやりたいことを持っていて、







本がすきだったから装丁をしたいなと思って
画塾に通って誰よりも遅くまで残って努力して
わたしは芸大にはいった。







大学生のときはひたすらさぼって
はやく卒業したかったけれど
ときどき楽しくてすごく苦しかった。









卒業してからわたしは
なんの枠にもいないたったひとりの人間になって
やっとひとりきりになれたと思った。





自分の選択だけが自分をつくっていくことに対して
すごくすごく自由を感じた。







人の干渉の元にいないことの自由が
わたしにやりたいことを
やりたいようにやることを改めて教えてくれた。






だからわたしはこんな自分になりたいっていう
理想の形に近付くことができたと思うし
こうやって確実におとなになっていくことができてる。








みちがえるように元気になったし
明るくなったし良く笑うようになった。









自分が自分をつくっているように思うけれど
わたしはいつも確実に周りにつくられていて
周りにつくられたわたしは
自信のないわたししかいなかった。
















わたしはなりたいものについて
よく考えるのだけれど、





それは例えば将来は犬を飼いたいとか
どこに住みたいとか
どんな人と過ごしたいとか
そんなもっと先の話よりも
もっと近いことについてがほとんどで、





そしてそのなりたい自分は
いつもひとりきりの自分だった。






わたしはほしいものを手に入れたとき
どんな風になるんだろうと想像する。





それはなにもない自分が
なにかを得たときすこしでも強くなれてるだろうか
すこしでも自分に自信を持つことができているだろうかと、
自分に対する自信のなさからだった。







なりたいものを持つとき
わたしはいつも自信がない自分を
すこしでもなにかで補うために
なりたい自分を想像するのだ。







そしてまた今わたしは
なりたい自分を想像する。

























高校生のとき1冊の本に出会った。








そのときの自分にそっと寄り添って
思いがけず救ってくれることになった文章と
その本を手に取るきっかけをくれた装丁は
今のわたしに繋がる大きなきっかけだった。








気付けば自分の大切な軸となるものになっていた。









たくさん読んだ本はわたしに
知識や希望を与えてくれた。







そしてなにより自分の文章を
人に褒めてもられるようになったのは
本を読んできたからだった。






わたしはこれまでの人生の端々で
いろんな人に文章を褒められて生きてきて
けれどいつも確信を得られなくて、
そんなときに仕事としてやりなよ
そのぐらいの力があるよと言ってもらえて
初めて確信を得られたような気がした。





けれど仕事にできるわけもなく
今の仕事を始めてみたけれど、
未来に希望を持てなくなって
こんなんじゃだめだと初めて思ったの。










そんなときにwebを始めるきっかけをくれた
素敵な人と出会って
こんな人になりたいなと思って今に至るわけです。









そしてね、その人が文章書けるって
強いよと教えてくれたんだ。









だから今わたしはwebをして
文章をかける人になりたいな、と
今はそんなことを深く思ってます。






こんな風に長い文章は苦手だけれど
短い文章は得意なので
きっとかなえたいなっておもう。












だからつよくなろう。
どこにいっても負けないように
なりたい自分になって
すこしでも自信をもちたい。






でね、人の気持ちに左右されないように
一生懸命決めたことはできるだけ
自分のために守り通すことにしよう。





誰のものでもない
わたしのためにあるわたしの人生だから
なるべく間違いのないように
最善の選択をする。


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