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不思議な夜


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おとといの夜とある人から電話がきた。






特別仲がいいわけでもなく
普段から連絡とってるわけでもなく
3年前に知り合って3年振りとかの電話。





ふたつ上のその人は
出会ったときから
よくわからない人で、




とにかくわたしが苦手な
ちゃらちゃらとした得体の知れない人。








いつも突然電話をしてきては
わたしを下の名前で呼んできて



なんで下の名前で呼ぶのって怒っても
へらへらと笑って
しつこく下の名前で呼んでくる人だった。



そんな人だからわたしも
はいはいって話を聞いて
適当に扱ってたんだけれど、





ひさびさの電話でもそんな感じで
また下の名前で呼んできて
わたしが怒るといった感じから始まった。











実家がお寺の人だから
家を継いでるのかなと思ってたら
営業のお仕事をしてるらしく、





トップーセールスマンっすよ〜
ふはは〜って笑ってて
なんだ、こいつと思いながら、





なんかすごくいいなと思った。




むかし話を聞いてたとき
4年生の冬になっても就活してなくて
親から何万もお金をもらって
わけのわからないことに巻き込んでくる人だったのに、




家を継ぐのは死んでも嫌だって言ってて、
ちゃらんぽらんな人だったけれど
今もそうなんだなと思うと
電話を切ったあとなんかすこし笑っちゃった。






そして、その人の明るさや適当さに自由を感じて
うまく生きていける人なんだろうなと思った。















電話帳を見ててなつかしいなと思って
電話くれたみたいだったんだけれど
ときどきそうゆう風に電話くれる人がいて
不思議な気持ちになります。



わたしは大抵消しちゃってて
誰かわからず出るんだけれど……。






おとといの電話は印象的だったので
ここに残しておきます。


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