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「足と心」

「海はいいな」と少年はいった、
「そうかしら、わたしはこわいわ」と少女が答えた、
少年はほんとうに海が好きだったが、
少女のこわかったのはなにか別のものだった。

それからふたりの足はとげのうえを歩いてきた、
ふたりの心もとげのうえを歩いてきた、
やがて足も心も厚くなって、
とげもどんな鋭い針も通らないようになった。

さらさら砂をかけられて、
こそばゆかったやわらかな足裏は、
なぜいま軽石でこすられているのだろう。

とがった鉛筆のしんでつかれても、うすく血がにじんだやさしい心、
ああ、あの幼い心はどこでまよっているのだろう。


「足と心」 

えらぶこと

おないどしのともだちに絵を描く人がいて
いまたぶんとーきょーで絵を描いている。

4つ上の先輩もとーきょーで絵を描いている。たぶん。

すきなことをえらぶことは
勇気のいることだったろうな〜と思いながら
とおくから応援してる。


わたしはいまをたいせつにすることしかできなくて
ただそれだけのことすらもうまくできずにいる。


いまもみらいもわたしのものなのに、
それはみらいになっても変わらないのに、
そのことは他人にとってもそうなのに、
ほんとうにそうなのにね。








わたし油絵描いたことないんだよね。

そのことが6年ぐらい前はすごくいやで
けれどいまだに油絵やったことなくて、
たぶんこの先もよっぽどのことがないとやらないんだろうな。

やらなくてもべつによかったと思ってる。



でもやったことないんなら
やればいいやんって言ってもらえたから
油絵やってなくてよかったと思ってる。

よくわかんないね、ごめんね。がんばるね。

たべものについて

あさごはんに
あめ、とかクッキー、とか食べます。

きのうは朝からアップルパイ食べちゃいました。



ここ3年ぐらいそんなかんじで
あまいものはわたしに力をくれる。そんなかんじ。





自分ひとりでたべるものについて
こだわりが一切なくて
家族に夕食をつくるときぐらいが
すこしがんばってつくってみるとき。


ほかのよりほんのちょっとでもおおきいのを食べてほしい
ほかのよりほんのちょっとでもうまく焼けたのを食べてほしい
ほかのよりほんのちょっとでもうまく盛り付けられたのを食べてほしい


ひとにごはんをつくるようになって
そんなことを思うようになって
母親にすごく感謝するようになって
母親を大切に思うようになって
大切にするように心がけてみたりしたりしてる。




こんなふうによくわからないことを書くのだけれど
うーんなんか違うなあっておもって
下書きとして残しておくんだけれど
その日がおわると書いたときの気持ちが思い出せなくて
よく分からなくてうーんってなって
その結果いくつもいくつも下書きがある。




夏が来たらかき氷でも食べたいなあ〜と
思いながら毎日夏を待ってる。

毎日がほんとうにあっという間だ。


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