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答えa


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高校生のとき3年間乗っていた自転車に
わたしは名前をつけていました。


今日はそのおはなしをここにすこし残しておきます。















森絵都さんの「ラン」という小説を
みなさまはご存知でしょうか。



その物語の中には自転車が出てきて
それは本当に様々な意味でよく走る自転車だったのです。


また、その小説もそこそこの厚みのあるものだったので
読んだ後の読了感がなんとなく
走り終わった後の感覚に似ているようなものがあったので、
わたしはその小説の物語というより
その本の存在自体を当時すごく気に入ったのを覚えています。






高校生のころのわたしは
自転車に「モナミ1号」と名付けました。


そうです、
「ラン」に出てきた「モナミ1号」です。

そう名付けたからかわたしの自転車は
よく走る方だったように思います。








それからわたしは何百冊も本を読み
たくさんの影響を受け
たくさんの知識や考え方を知りました。

今のわたしは過去の読書の蓄積によって
出来ているのだと言えます。


みなさんにもきっとそういった大切なものが
きっとたくさんあることかと思います。







わたしはあのころの思いを大切にしたいといつも思います。


人は変わり続けていくし変化すべきものだけれど
根っこの部分は変わることはないのだから
次新しく自転車を手に入れたときは
また「モナミ1号」と名付けるでしょう。


きっとよく走ると思います。


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